当大社は諏訪湖の南北に二社ずつ、四ケ所に鎮座する変わった形の神社で、関係の摂末社は六十有余社を数え郡内全域に分散しています。
上社 本宮 〒392-0015 長野県諏訪市中洲宮山1 TEL:0266-52-1919
前宮 〒391-0013 長野県茅野市宮川2030 TEL:0266-72-1606
下社 春宮 〒393-0092 長野県諏訪郡下諏訪町大門193 TEL:0266-27-8316
秋宮 〒393-0052 長野県諏訪郡下諏訪町上久保5828 TEL:0266-27-8035
建御名方神は大国主神と高志河比売神の御子神で、八坂刀売神は妃神です。
下社には御二柱に併せて御兄神八重事代主神を祀りますが、一般には古くから上社に男神、下社に女神の信仰が広く伝わっております。
●建御名方神 (たけみなかたのかみ)
●八坂刀売神 (やさかとめのかみ)
御鎮座の年代、起源等の詳細については知るすべもありませんが、我国最古の神社の一つに数えられます。延喜式神名帳には南方刀美神社(みなかたとみのかみのやしろ)と記され、信濃国四十八座の第一にあり、当時既に信濃国一之宮として信仰されていたことがわかります。
明治四年に国幣中社に列格、同二十九年に官幣中社、大正五年に官幣大社に昇格し、終戦を迎え昭和二十三年に諏訪大社と改称致しました。
全国に分布する御分社は一万有余社を数えお諏訪さま、諏訪大明神と親しまれ、敬まわれつゝ巾広い信仰を有し、御神徳の数々、枚挙にいとまありませんが、古くからある信仰には雨や風を司る竜神の信仰や、水や風に直接関係のある農業の守護神としての信仰が著名です。また水の信仰が海の守り神となり、古くからある港の近くには必ずと言っても良い程にお諏訪さまがお祀りされております。
神功皇后の三韓出兵や坂上田村麿の東夷平定にも神助ありと伝えられ、東関第一の軍さ神、武家の守護神とも尊ばれて来ました。 精進潔齋を形だけする者より、肉を食べても真心込めて祈る者を救おうという諏訪大明神御神託や、浄瑠璃や歌舞伎の本朝二十四孝が世上に広まるにつれ、日本の屋根信州諏訪の地へとの参拝者も日と共に繁く、諏訪大明神の御神徳の厚きことが伺われます。