a little 初ライブ レポート 戻る
 川田妙子さんと小桜エツ子さんのユニット「a little」の初ライブが、東京は渋谷Egg-Manにて、11月22日(月)に行われましたので、ちょっと(a little)リポートを。
 私は妙子さんの初のライブという事で、「こりゃぁ、参加しなくて、何とする!」と休暇を取り、飛行機で一路東京へと飛びました。幸い、東京近辺には、知り合いが沢山いるため、泊る所は困りません。この日も電話で「今夜泊めてね!」と頼むと、二つ返事でO.Kが取れました。いやぁ、友達ってのは、良いもんだ。
 ライブの当日は、妙子さんのホームページの掲示板で知り合った方々とあらかじめ合流し、いよいよEgg-Manへ。入場はチケットの整理番号順でしたので、私たちは、真ん中よりちょっと早めな位置で入場できました。Egg-Manは、ライブハウスということで、中はこじんまりとした広さで、ステージはすぐ目の前です。私は一般席(といっても小さなパイプ椅子が並んでいるだけですが)の最後列に席をとり、開演を待ちました。一般の観客は、ほとんど男性ばかりのようです。また、かなりの数の招待客が来場されていたようで、「いないいないばぁ」や「ぶぶチャチャ」の関係者や声優さんの姿が見受けられました。
 午後7時半を少し回った所で、いよいよ開演。ギターを抱えたエツ子さんとバナナのマラカス(ですよね?)を持った妙子さんは、続けざまにビートルズ・ナンバーを3曲披露。かわいらしい子供声でのビートルズは、初めての感触。なんだか不思議な響きです。ビートルズは妙子さんのご希望なのだそうです。続くトークでは、それぞれの持ちキャラの声を披露したのですが、二人がそれぞれ「ボケ」と「ツッコミ」になっていたのが笑えました。(どっちがどっちだか、わかりますよね)私としては、「かおるちゃん」や「マリー」のセリフが生で聞けたのが、うれしかったですね。

ライブの落書き  続いて、持ち歌や持ちネタ(笑)合戦となったのですが、「チーしちゃおう」を唄う妙子さんは、歌のおねえさんといった感じでしたね。エツ子さんは、お馴染みのCMネタが多くて、しっかりと笑いを取っていました。
 さて、歌の合間はトークで繋いでいるのですが、この二人のトーク・シーンは、かみ合っていないようで、いるようで、はずしている様で、うまくはまっているようで、なんとも不思議な場が形成されているようです。無理矢理場を盛り上げようとまくしたてるエツ子さんに、マイペースを崩さない妙子さん。別に漫才コンビと言う訳でもないのに、なんでこんなに笑えるのでしょう(笑)

エ「あたしがいない間、繋いどいて」
妙「え〜っ、・・・、
  何!何!
  どうすればいいの・・・?」
エ「あ〜っ!もういいよ、終ったから」

エ「もうネタがないんだから、何かで伸ばさなきゃ。何か、言いたい事はない?」
妙「言いたい事?」
エ「そう、みんなに言っときたい事、何かない?」
妙「・・・・ないよ」

  始終こんな感じの掛け合いで、普通のライブとはちょっと感じの違ったテイストのものになっていました。
 続いて「唄うコント」(と言って、いいのかなぁ)では、しっとりとした大人声での「プレイバックPart2」を披露する妙子さん。ううっ...、初めて聴くお声だぁ。と、思いきや、2番では思いっきり子供声に(笑)いやぁ、聴かせてくれますねぇ。
 しかし、笑いをとってばかりいる訳ではありません。妙子さんは、「イエスタディ」をアダルティな声でじっくり、しっとりと唄ってくれました。艶っぽいのも、またGoo(検索サイトではない)です。
 さてこのライブでは、トークの比重が非常に高いのですが、それは声優さんのライブだからとか、持ち歌が少ないとかだけが、理由ではないようです。その大きな理由の一つは、一度火が付いたエツ子さんを、誰も止める事ができないからなのです(笑)まぁ、それは「半分」冗談にしても、この場を仕切っていたのは、ほとんどエツ子さんでしたね。会場のお客さんも、すっかりのまれているようなのですが、ただ一人妙子さんだけは、不可蝕宙域の如く、マイペースを保っていました。う〜む、流石だ。
 いよいよいライブもラストとなり、最後の大ネタ「東京ブギウギ」の登場となりました。唄うのはもちろんですが、間奏でエツ子さんはギターを、妙子さんはピアニカをソロで演奏するのです。チャイルドな声での歌が終り、まずはエツ子さんのギター・パートです。うっ、うっ、ちょ、ちょっと、おぼつかない感じですね。そして、妙子さんのピアニカの出番です。う〜うむ、聴いている方も力が入ってしまいます。む、む、む...、むぅ〜。頑張っていますねぇ!
 喝采に包まれた会場を後にしたお二人は、カーテンコールに迎えられ、再びステージへ。気色満面のお二人ですが、正直にもうネタが無い事を白状。そこで、先ほどのリベンジ、「東京ブギウギ」にリトライです。再び迎えるソロ・パートを何とか切り抜けるエツ子さん。次回への宿題が残ってしまった妙子さん(笑)最後まで見せ場を作ってくれるお二人でした。
 こうして幕を閉じた「a little」の初ライブですが、12月23日に今度は川田妙子さんと石橋千恵さんのコンビ「PoaPoa」のライブが行われます。今回のライブの参加者には、特別にチケットの先行発売をするうえに、お二人が売り場で直々にご挨拶をしてくださるというのです。しっかりと列に並び、チケットとサインカードを手にした私は、妙子さんと少しだけお話する事ができ、握手もしていただきました。(舞い上がっていたので、変な事をいったかもしれませんので、お許しを!)
 至福の時を終えた私たちは、12月のライブを期待しつつ、会場を後にしました。しかし、チケットに書いてあった「〜HE SO NOON O' AGI〜」って、何だろう?

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